みなさんこんにちは。
おろしまち歯科医院の横澤です。
あけましておめでとうございます!
皆さんは、お正月はいかがお過ごしでしたか?
私は、実家である岩手に帰り、家族や友人、同級生に会いました!お食事をしながら、久しぶりの会話を楽しんでいました♪
あとは、NetflixやAmazonプライムでドラマや映画を沢山見て、好きな小説家の本を読んで…かなりゆったりと有意義な時間を過ごせたと思います♪
医院長にオススメされたNetflixの“ファーストラブ“はとてもおもしろくて、全9話を2日で見てしまいました!みなさんもぜひ、お時間ある時に見てみてください、描写や言葉が美しく、切なく、素敵でとても好きなドラマでした!
前置きが長くなってしました笑
本題に入ります。
今回は、『糖尿病と高血圧と歯周病』の関係性についてお話させて下さい。
この3つ、糖尿病と高血圧は関係している気がするけど…歯周病にも関係あるの??と
思う方が多いのではないでしょうか?
実は大いに歯周病にも関係はあるのです。
《糖尿病》
糖尿病になるとどのようにお口の中に変化があるかと言うと、何かがすぐに変わるというわけではございません。
ただし、今までは何ともなかったのに、だんだんと歯ぐきが腫れぼったくなったり、出血しやすくなったりするといった症状が出てくることがあります。
要因として言われているのは、糖尿病で血糖値が高くなると、唾液をつくる「唾液腺」の働きが悪くなってお口の中が乾きやすくなることが1つに考えられます。
唾液には口内の食べカスや細菌を洗い流す作用がありますが、唾液が少なくなるとこの自浄作用がうまく働かなくなるので、プラークや歯石がつきやすくなります。そのため、自分では毎日きちんと磨いているつもりでも、違和感を感じ始めます。
唾液には自浄作用のほかにも歯をむし歯菌から守る作用がありますから、唾液が少なくなるとむし歯になるリスクも高くなります。加えて、「口臭が強くなる」「口内炎ができやすくなる」なども要注意です。
ただし、このような変化は急に起こるというより徐々に起こっていきます。したがって、自身が糖尿病または糖尿病予備軍という自覚のある人は、お口のちょっとした変化にも注意しておきましょう。
《高血圧》
高血圧の方では歯周病がある方が無い方に比べて血圧が高かったと報告されています。
歯周病がある高血圧患者は、歯周病の無い高血圧患者に比べて収縮期血圧(上の血圧)が2.3〜3.0mmHg高いことが分かりました。
また歯周病があると降圧薬が効きにくく、血圧が目標値まで下がる確率が20%下がることも明らかになりました。
この要因としては、歯周病に関係する口腔内細菌は、血管や全身をめぐり、高血圧に大きな影響を及ぼす動脈硬化性プラークになってしまうと言われています。
また高血圧の薬として処方される、カルシウム拮抗剤の含まれる降圧剤は、歯肉の増殖を共に引き起こしてしまうと言われています。
このように、歯周病と高血圧、糖尿病は相関しており、歯周治療を行うことで、高血圧、糖尿病も改善されるとも言われています。
つまり、「行ったり来たりの関係」、つまり互いが互いの病気の進行や悪化に深く関わることが指摘されています。
口腔ケアは毎日の歯磨きにくわえ、食生活や生活習慣の改善も重要な要素となります。
私たち、おろしまち歯科医院スタッフも、患者さんが今年も健康で生活できるよう、お口のサポートをさせて下さい♪
今年もおろしまち歯科医院をよろしくお願いします。医院でお待ちしております。