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毎日酢を飲むと歯は溶けるの❓

こんにちは。仙台市若林区おろしまち歯科医院 臼井です。

身体に良い習慣を取り入れて、できる限り長く健康に過ごしたい。という気持ちは多くの方がお持ちかと思います。

臼井自身、年齢を重ねるにつれて、食生活、運動習慣、サプリメントなど、試してみたり、追加してみたり、変えてみたりすることが増えてきました。

身体に良いと言われている、もしくは紹介されている方法や商品、習慣は調べれば調べるほど多くの種類が出てきて、何がどれによくて、どれが信頼できるものであるのかが、分からなくなってしまいます。

難しいのは、どれも効果が全くないわけではなかったり、使い方によって効果に違いがあったり、それだけで何かを改善できるわけではなかったり、何かをすれば何かが望み通りになるような都合のいいことや、魔法のアイテムがあるわけではないことですよね。

きちんとした生活リズム、十分な睡眠時間、バランスの取れた食生活、暴飲暴食を控えて、毎日適度に身体を動かす、ストレスを適度に解消しながら、疲れを溜めすぎない。

これらを保つことが出来れば、大きく健康を損なうことはないはず!

ですが、そんな訳にもいかない現実があり、それらのどれかや、どれもこれもが思うように保てない事を、何かしらの方法でカバーしたいということになります。

そんな中でも、酢は世界中で食事に取り入れられ、食品の保存のみならず、血圧を下げたり、胃腸の調子を整えたり、食後血糖値の上昇を緩やかにしたり、疲労を回復したりと、非常に多くの健康効果が研究でも明らかになっている食品の一つです。

酢が身体にいいこと。は間違いではないでしょう。

しかし、この酢も摂取の仕方によっては、身体にとってマイナスになってしまう面があることも知った上で、上手く活用していきましょう。

食事に調味料として酢が入っている場合は、さほど大きな心配はありません。

心配があるのは、「飲む酢」を日常的に飲む習慣のある場合です。

最近は、ブルーベリーやリンゴなどの味でとても美味しく飲みやすい酢が各メーカーから販売されています。

酢をそのまま飲むのは難しいですが、飲みやすい酢が登場したことで、毎日酢を飲むことを健康習慣として取り入れるようになった方も増えたことでしょう。

時折、歯磨きは毎日しっかり行っているのに、多くの歯が欠けたり、溶けたりしている方がいらっしゃいます。

お話しを伺っていると、毎日飲む酢を飲んでいる。とのこと。

酸蝕症という、歯のエナメル質が酸によって溶けてしまう症状です。

酢の他にも、炭酸飲料を頻繁に飲む方や、酸性の食品に偏った食事が多い方にも生じることがあります。

少しずつエナメル質が溶けて、バリアが薄くなった歯はう蝕にもなりやすくなります。

だからと言って、酢を飲むのをやめましょう!という話ではありません。

酢のいいところを上手く取り入れながら、歯の酸蝕症を防ぐ事を意識してみてください。

・あまり濃い濃度での飲酢は避ける。飲むなら薄めで。

・酢が口の中に残らないように、酢を飲んだ後には口をゆすいだり、水を飲む事も習慣にする。

・酢を飲んだ後30分は歯磨きを避ける。研磨剤を含む歯磨きペーストの使用は避け、磨きすぎないよう注意する。

・歯の再石灰化を促進するチーズなどを食べる習慣も併せて取り入れてみる。

など。

「飲む酢」に限らず、身体にいいと言われている習慣も、そのまま行うだけではどこかに良くても、他のどこかにマイナスに働いてしまっている可能性があることも知った上で、それを補って上手くプラスの作用を活用することを目指しましょう。

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