みなさんこんにちは😃
仙台市若林区おろしまちにある、
おろしまち歯科医院
歯科衛生士の田中です!
最近とても暖かくなってきましたね✨
この時期は山菜の季節ですよね〜
実家からたくさん山菜が送られてきました〜😆
わらび、ふき、みずがたくさん入ってました!
その中でもわたしはみずが好きで、
そればっかり食べてます笑
季節のものが食べられるって幸せですね✨
今回は歯がしみる原因についてです!
今まで何ともなかったのに冷たいもの飲食したり、
歯ブラシの毛先が歯にあたってピリッとしたり、
歯に風があたっただけで歯がしみたり、
痛くなることがありますか?
もしかしたらそれは知覚過敏かも知れません!!
みなさん知覚過敏ってご存知ですか?
知覚過敏でも、「歯がしみる」
「歯が痛い」といった症状が出ます。
健康な歯であれば、その表面のほとんどは
エナメル質と呼ばれる硬い組織で覆われています。
エナメル質は人の身体で最も硬いと言われており、
神経は通っていません。
①間違った歯の磨き方🦷
歯ブラシで力任せにゴシゴシと歯磨きを
してしまうと、エナメル質が傷つき、
削られてしまいます。
エナメル質はとても硬いので、
数回強い力で歯磨きをしたからといって
削れてしまうものではありませんが、
毎日の積み重ねによって硬いエナメル質も傷つき、
削られてしまう可能性があります。
②歯磨き粉
市販されているほとんどの歯磨き粉には、
歯の表面をきれいにする研磨剤が含まれています。
普通に使用する分には問題ありませんが、
長期間大量の歯磨き粉をつけて歯磨きを行うと、
場合によってはエナメル質を
傷つけてしまうこともあります。
③はぎしり、くいしばり
エナメル質が傷つき、削れてしまうのは、
歯ぎしりや噛み合わせが悪いことが
最も大きな原因であるという意見もあります。
歯ぎしりの原因は、「不安」「疲労」
「ストレス」など様々ですが、歯ぎしりは
直接歯のエナメル質をこすり合わせるため、
エナメル質が削れたり、割れたりする
大きな原因となるのです。
更に歯ぎしりは、歯の周辺組織全体に強い力が
加わるため、エナメル質が削れたりするだけでなく、
歯を支えている骨までも破壊することがあり、
歯周病の原因となったり、症状を悪化させる可能性が
あるので注意が必要です。
④歯が溶ける
歯は虫歯から守るためにエナメル質に
覆われていますが、酸によってこのエナメル質が
溶かされることがあります。
すっぱい食べ物や飲み物を頻繁に
長時間摂取するようなことが多々あると、
エナメル質が溶けてしまい、
知覚過敏になってしまうこともあります。
これを酸蝕症と呼んでいます。
軽度の場合
歯ブラシは毛先の柔らかいものに替え、
露出した歯の根っこの表面のプラークを
しっかり取り除いて下さい。
この時、ゴシゴシと強い力を入れないように
注意してください。
歯磨き粉はなるべく研磨剤無配合のものを選び、
歯の根っこが削れるのを避けましょう。
また、知覚過敏防止用の歯磨き粉を使用し、
正しく磨いてもらえれば1~2週間で
効果が表れてくる場合もありますので、
一度使用してみるのもおすすめです。
中程度の場合
知覚過敏防止用の歯磨き粉でもよくならない場合は、
歯の根っこの沁みる部分に知覚過敏抑制剤の
塗り薬でコーティングします。
コーティングによって一層膜を張って、
刺激を伝えにくくして症状を抑えます。
重度の場合
露出した部分が大きい場合は、
欠けている部分に歯と同じ色をしたセメントや
プラスチックを埋めて、
外部からの刺激を遮断する治療を行います。
分からないことがあれば
スタッフまでお尋ねください☺️
引用 医療法人さくら会