歯科衛生士とは?

みなさんこんにちは!仙台市若林区おろしまち歯科医院歯科衛生士のもてぎです!今回は歯科衛生士についてです。毎年3月上旬に国家試験試験が実施されます。今年も試験が終わりそろそろ合格発表がされる頃かなと思います。受験生の皆様お疲れ様でした!

歯科衛生士(dental hygienist)は、厚生労働省が認定している国家資格です。歯科医師の治療をサポートし、人々のお口を守る医療専門職です。

歯科衛生士になるには?

歯科衛生士として働くには、国家試験に合格して歯科衛生士免許を取得します。高等学校を卒業し、歯科衛生士の養成校(大学、短大、専門学校)で所定の過程を修了しないといけません。以前は2年制の学校が多く存在しましたが、2010年4月以降、歯科衛生士の養成過程は3年制以上のみとなってます。また、学校も男女共学化が進んでおり、男性の歯科衛生士も徐々に増えてきています。

学校ではどのようなことを学ぶの?

座学では歯に関する知識を深め、マネキンや顎模型を使った校内実習を行います。校内で一定の期間学ぶと、臨床実習を行う期間が設けられています。大学病院や、総合病院、歯科医院で、歯科衛生士の卵として診療のお手伝いをします。また、学校によっては医療事務のカリキュラムがあったり、私が卒業した学校では介護職員初任者研修の資格を取得したり、それぞれ特色のある授業もあります。

国家試験!

毎年3月上旬に実施され、3月下旬に合格発表されます。過去5年間の歯科衛生士国家試験合格率は95.1%と、他の医療系国家資格と比べても高い水準で推移してます。私が受験した年は合格率が96.2%でした!勉強してるとしっかり結果がついてきます!

歯科衛生士のお仕事🦷

歯科衛生士の業務内容は多岐にわたりますが、主な3大業務が、

〜歯科予防処置〜

健康な歯を対象に行われる、虫歯や歯周病を予防するための処置のことをさします。具体的には歯石やプラークの除去をし、再び汚れがつきにくいように仕上げる処置、フッ素塗布やシーラントと呼ばれるような、虫歯予防の処置を行います。

〜歯科診療補助〜

歯科医師の治療をサポートすることを指します。主に、患者さんの口の中にたまった唾液を吸引したり、器具の受け渡しのことをいいます。患者さんの歯型を取ったり、仮歯の調整や、作成を行うこともあります。歯科医師が行う治療を先読みできなければスムーズなアシストができないため治療に対する深い理解が必要です。また、先生によって使用器具も変わってくるため理解しておく必要があります。

歯科保健指導

一般的に歯磨き指導のことを指します。歯科保健指導では、歯磨きの習慣をはじめ、生活上のあらゆる問題を発見し、改善策を提案します。また、さまざまな年代に応じた指導ができることが望まれます。

長くなりましたが、歯科衛生士は歯科医院に欠かせない存在です。しかし、あまり、存在を認識されてないのが現状です。少しでも歯科衛生士のことを知っていただけたら幸いです。