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歯並びはどうやって決まるの❓③(口腔習癖・悪習癖)

こんにちは。仙台市若林区おろしまち歯科医院 臼井です。

前回は、歯並びは舌や頬、唇やお口の周りによって加えられる力のバランスによって決まる事、

そして、指しゃぶりをすると何故歯並びが悪くなるのかということについてお話ししました。

「歯並びはどうやって決まるの❓②(指しゃぶり)」

 

今回は、指しゃぶり以外で歯並びを悪くする原因になり得る癖(口腔習癖・悪習癖)についてのお話です。

(1)唇をかむ癖咬唇癖・こうしんへき

→上唇を噛む癖があると、舌の前歯が上の前歯よりも前に出る<反対咬合>になる可能性があります。

→下唇を噛む癖があると、上顎が前に尖った歯並び<上顎前突>や、下の前歯が内側(舌側)に倒れてしまう可能性があります。

 

(2)舌を出す癖舌突出癖・ぜつとっしゅつへき)

舌で前歯を押したり触れたりする癖(弄舌癖・ろうぜつへき)

→上、下もしくは両方で、舌に押されている前歯が前に突き出る<上顎前突><下顎前突>や、前歯が外側に傾斜する<前歯唇側傾斜>になる可能性があります。

→奥歯で噛んでいても上下の前歯が噛み合わない<開咬・かいこう>になる可能性があります。

 

(3)口で呼吸をする癖口呼吸・こうこきゅう

→上の前歯が突き出る<上顎前突>になる可能性があります。

<開咬>になる可能性があります。

 

(4)爪を咬む癖(咬爪癖・こうそうへき)

→歯が捻じれる(回転する)<捻転>や、すきっ歯<正中離開>、前歯のすり減り<磨耗>が生じる可能性があります。

(5)口を閉じないで飲み込む癖(異常嚥下癖・いじょうえんげへき)

→(2)や(3)に関連して生じている可能性も考えられ、<開咬>になる可能性の他に、発音障害が生じる可能性があります。

 

前回にもお話ししましたが、これらの行動も一時的なものや、気を付けるように声をかけてあげることで、改善するようであれば歯並びに影響する心配はありません。

指しゃぶりも含めて、それぞれの行動には成長の過程で誰でも行うことであったり、何かしらのストレスや、鼻炎などで鼻がつまっていて口でないと息が出来ないなど、原因があることで無意識に行っている行動がほとんどです。

しかし、本人も意識せずに長い間行っているうちに<癖>になってしまうと、なかなかやめる事が難しくなってしまいます。

上記のような行動が見られた際には、早い段階で声をかけてあげることで<癖>になってしまうことを防いであげましょう。

声をかける時に、

「やめなさい❗️」

「なんでやるの❗️」

「何回も言ってるでしょ‼️」

は逆にストレスを感じてやめられなくなったり、他の悪習癖が生じたりする可能性もあり、あまり効果的であるとはいえません。(少なくとも自分自身が言われたら😅)

本人もやろうと思ってやっているわけではないことを分かってあげた上で、1回2回で改善しようと思わず、こまめに根気よく優しく伝えてあげたり😄

毎回毎回、言葉で言わなくとも、何か簡単な気を付けようサインを決めて、例えば爪を咬んでいたらサインやジェスチャーで伝えてあげたり👈

遊びに誘ってあげたり、お話を聞いてあげたりすることで他の事に意識を向けてあげることで、癖になることを防いであげましょう✌️

 

すでに癖になってしまい、なかなか改善が難しい場合には、専門の小児科や小児歯科、時には耳鼻科などに紹介、連携して改善を図ることが必要な場合もありますので、

お子さんに気になる行動や癖がある時には、お家の中だけで頑張るのではなく、歯科医院に一度ご相談してくださいね☝️

 

 

 

 

 

 

 

 

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