フッ素ってなに?

みなさんこんにちは!青葉会事務局の庄子です!仙台市若林区おろしまち歯科医院をいつもご利用いただきありがとうございます!

治療の説明動画です!是非ご覧になって下さい!

インプラント動画 https://youtu.be/z5WecMmQcRE
PMTC・ステインオフ動画 https://youtu.be/j6q3KlOcPHI
ホワイトニング動画 https://youtu.be/ONn6x44noM4
セラミック治療動画 https://youtu.be/AW9QhBaob9A

 

虫歯予防には『フッ素』と言われていますが、フッ素って何?と疑問に思う方もいると思うので今日はフッ素について詳しく説明します。

 

 

フッ素とは?

フッ素とは歯牙の発育期に摂取したり、萌出後の歯に局所的応用することで虫歯を予防する天然の元素です。フッ素はいろいろな所にあり、川とか海とか食べ物にも含まれています。それぞれ含まれている濃度は違いますが、私たちは毎日の食生活の中でフッ素を取り込んでいるのです。

フッ素は虫歯予防に効果があるのか?

フッ素には歯の質を強くする効果と、虫歯の原因菌が酸を出すのを抑えるという2つの虫歯予防の作用があります。歯の表面では、食事をするたびに虫歯菌が食べ物の糖を餌にして酸を出し歯を溶かしてしまう「脱灰」と唾液の作用で溶けだしたリンやカルシウムが歯に再び戻される「再石灰化」が行われています。脱灰により歯から唾液中に溶けだしたカルシウムイオンやリン酸イオンは再び歯に取り戻されますが、この時にフッ素イオンも一緒に歯に取り込むことができると、歯質はフルオロアパタイトという硬く強い結晶構造を作り、酸によって溶かされにくい歯になります。歯磨き粉にフッ素が含まれているものや、フッ素のジェルやうがい薬など沢山種類があるので毎日の歯磨きの時に取り入れて予防していきましょう。

フッ素はいつから使えるの?

お子さんがいる方によく聞かれる質問ですので説明します。フッ素は生えてきて間もない歯に使うと一番効果的です。乳歯は生後6ヶ月から3歳半頃まで、永久歯は4歳頃から中学3年生頃までに生えてきますので、その時期に使うと一番効果があります。でも、大人になってからもフッ素は効果的です。大人の歯の根っこが露出して虫歯になりやすいので、そこにフッ素を塗って予防することもできます。私もフッ素入りのうがい薬や歯磨き粉を使っています。

フッ素は危険と聞いたことがあるが・・?

フッ素に限らず一時期に大量に摂取すると体に害を及ぼす可能性があります。フッ素も同じで、適切な量を守って使用する分には問題ないと言われています。たとえフッ素入り洗口液を間違って飲んでしまっても害が出るほどの量には満たないので問題ないでしょう。日常的に虫歯予防でフッ素を使うことは心配いらないので安心して歯磨き粉やジェルを使って下さい(/・ω・)/