入れ歯のお手入れ💭

みなさんこんにちは!
仙台市若林区おろしまち歯科医院の柴田です。

春らしい暖かい日が続いていますね!
今年は桜の開花が早そうなので早めにお花見の計画を立てたいです😊🌸

今回のブログは入れ歯のお手入れ方法についてお話しさせていただきます!

入れ歯は自分の歯と同じように汚れがついてしまいます😨

そこで入れ歯も自分の歯を歯磨きするようにお手入れをして清潔に保つことが大切です。

誤ったお手入れ方法は口臭や口内炎などを引き起こす原因にもなってしまいます。

入れ歯のお手入れ方法には、ブラシなどを使って直接汚れを落とす方法と入れ歯洗浄剤などの力を借りて汚れを落とす方法の2通りがあります。

どちらか一つだけでは十分に汚れを落とすことが難しいため二つの方法を併用することが効果的です👍

はじめにブラシなどで直接汚れを落とす方法についてです。

できれば毎食後、少なくとも1日1回はお食事の後にブラシを用いて入れ歯を流水下で洗います。

お掃除をするときは、落として破損したり、小さい入れ歯の場合排水口を流されないように水のはった容器やタオルの上でしっかり入れ歯を持ちながら行います。

この時、市販の歯磨き粉を使うと研磨剤が入っているため入れ歯を傷つける原因になってしまいます。歯磨き粉を使用する場合は入れ歯専用のものを使用することがオススメです🌱

また、使用するブラシも出来れば入れ歯用のブラシを使うことが効果的です。
普通の歯ブラシでも付着したものは取ることができますが入れ歯の形によっては毛先が当たりにくくお掃除が行き届かない場合があります💦

入れ歯用のブラシは普通の歯ブラシとは少し形が違います。

このように両端に毛先がついているんです!
両端の毛先はそれぞれお掃除するところに役割があります。

大きくて柔らかい毛束のほうは、入れ歯の歯や、ピンクの歯茎の部分をお掃除するのに向いています。

小さくて硬い毛束のほうは、バネなどの細かいところのお掃除に向いています。

また、お掃除のポイントとしては
①歯と歯の間
②歯とピンク色の歯ぐきの間
③直接歯茎に接する入れ歯の内側の部分
④バネの周り、内面

です。
磨き残しにならないようにしっかり磨きましょう💪

次に入れ歯洗浄剤などを使って汚れを落とす方法です。

こちらは洗浄剤によって使用方法が異なるため使用説明書を確認してから使用します。
また、洗浄後に入れ歯を使用するときはお水でよく洗い流してから使用します。

また、入れ歯の清掃について書かせていただきましたが部分入れ歯の方は残っているご自身の歯も歯磨きできれいに保つことが大切です🧐
特にバネがかかる歯は入れ歯を安定に保つために大切な歯であり、磨き残しになりやすい歯でもあります。
歯ブラシでしっかり磨いた後歯間ブラシやワンタフトブラシなどで念入りに磨くことが大切です。

また、総入れ歯の方も洗口や、お口の粘膜のお掃除を行いお口の中を清潔に保ちましょう😊

お掃除後に入れ歯を保管する場合は専用の容器で水中に保管することがおススメです。
乾燥はひび割れや変形の原因になってしまいます。

入れ歯、残っている歯や粘膜のお掃除は入れ歯を快適に使用するためには欠かせない大切なことです✨

先ほどの写真の洗浄剤や、入れ歯用ブラシはおろしまち歯科医院でとり扱っているものなので気になる方はお気軽にお声がけください!