歯磨き粉❷

みなさん、こんにちは!

おろしまち歯科医院の平野です☺

最近、暖かい日が続いていますね!

早くも高知で桜の開花が発表されましたね。

平年に比べると7日、

昨年より14日も早いとのことで

東北の開花も昨年より早くなるのかなー?✨と

今から楽しみです!🌸

春はすぐそこまで来てますね!❤︎

前回の歯磨き粉❶の続きです!

前回は歯磨き粉の種類や

成分などを書きました💡

歯磨き粉❷では、

歯磨き粉のフッ素濃度について

お話します☺︎!

2017年3月(丁度一年!😲)より

歯磨き粉に含まれる

フッ化物の濃度の上限が

1000ppmから1500ppmに

引き上げられたのをご存知ですか❓❓

市販のものでも何種類か

1450ppmの歯磨き粉が

売られるようになりました!✨

フッ化物が歯に作用すると

むし歯の原因菌の働きを弱め、

歯から溶け出したカルシウムや

リンの再石灰化を促進し、

歯を強化することで

虫歯予防の効果あります。

虫歯予防に効果的なのは

みなさんご存知かも

かもしれませんが、今回のフッ化物の

濃度の引き上げで、虫歯予防効果も

上がることがわかっています。

“1000ppmを超える濃度の

フッ化物配合の歯磨き粉において、

濃度が500ppm上昇すると

効果が6%増加する”と言われています。

6%は大きいですよね!!✨

また生えたばかりの永久歯や

歯の脱灰した部分(歯の一部が白濁している状態)には

より効果的だと言われています!

ただ注意点としては

1000ppmを超える歯磨き粉は

6歳未満のお子さんには使用できません。

1000ppmを超える

フッ化物配合の歯磨き粉には

フッ化物濃度の記載が義務づけられています。

なので歯磨き粉のパッケージを

確認して使用するようにしましょう。

またフッ素はお口に留めておくことが

大切です。せっかく高濃度のフッ素を

塗っても何回もうがいをしたり、

すぐ飲食をすると口の中に留まる時間が

短い為、効果が半減してしまいます。

軽く一回すすぐ程度にしましょう。

またフッ素ジェルなどは

歯磨きをしたあとにブラシで歯に塗って

すすがずに留めておきます。

特に夜寝る前に使用するのが

おすすめです。

寝ている間は唾液の分泌がすくなくなり、

口の中の自浄作用が低下し、

細菌が繁殖しやすい状態になります。

寝ている間は特に

虫歯ができる可能性が高いんです。

寝る前の歯磨きは

時間をかけたブラッシングと

歯磨き粉やジェルで

フッ化物を効果的に使用し、

むし歯予防を心がけましょう。

当医院ではお子様の検診、

クリーニングの仕上げに

クリニック仕様のより高濃度(9000ppm)の

フッ素を塗布も行なっております。

そちらもお気軽にご相談ください🌸