入れ歯洗浄の必要性

みなさんこんにちは♪

101日から、かさはら歯科からおろしまち歯科へと参りました、歯科衛生士の"横澤(よこさわ)"と申します🍂🎃

患者さんのお口の健康もお守りするために、今後サポートさせていただきますのでよろしくお願いします!

最近は、秋も深まってきたと思いきや、30度近い気温の日もあり、日中と夜の寒暖差の激しい季節となってきましたね🍃

夜までお出かけの時は、なにかカーディガンなど羽織りものが必須です!

季節の変わり目は風邪もひきやすいので、みなさんお気をつけてお過ごしください。

今回は『入れ歯洗浄の重要性』についてお話させてください。

入れ歯を使ってる人はもちろん、使ってない人も今後、入れ歯が必要になる可能性はあります。

まず、抜けた歯を補うのが、インプラントや、ブリッジや入れ歯やで、失う歯の本数が増えるにつれて、ブリッジ部分入れ歯総入れ歯に移行していきます。何らかの入れ歯を使用している人は、5564歳で6割近いいらっしゃるといいます。

中高年にとって、入れ歯はもはや必需品です。外したときに入れ歯を洗うことや、そのケアの仕方を理解していそうですが、誤った入れ歯の清掃方法の患者さんが多くいらっしゃいます。

入れ歯の清掃が不十分だったり、間違っていたりすると、どうなるのでしょうか。

その影響は口の中だけにとどまらず、全身に及ぶといわれております。

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《口腔への影響》

義歯性口内炎:入れ歯の清掃が不十分だと、その表面に細菌やカビ菌などが付着。その層がバイオフィルムで、細菌などがさらに増殖してプラークになると、粘膜に炎症が生じる。

臨床所見→その部分が赤くなったり、腫れる。総入れ歯の場合、発症しやすいのは上顎の前歯の部分の粘膜。ひどいケースでは、上のあご、全体に広がる。

《悪玉菌増加による全身への影響》

①誤嚥性肺炎

②細菌性心内膜炎

③消化管感染症 

④心内膜炎

などと関係していることが挙げられる。

 

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では、正しい入れ歯のケアは、どうすればいいのでしょうか。

・毎日1回以上、ブラシで入れ歯を清掃する

・毎日、洗浄剤に浸して洗浄する

この2つをベースに、

・夜間は入れ歯を外す

・定期的に歯科医を受診して、入れ歯をメンテナンスしてもらうこと。

この4つが基本です。

ブラシと洗浄剤は、どちらも入れ歯専用のものを使い、ブラッシングのとき研磨剤を含む歯磨き粉はあまりおすすめしません。入れ歯の表面が削れて、細菌が増殖しやすくなってしまいます💦

入れ歯を外したら、一緒に口の中も清掃することが大切です。柔らかいブラシで残っている歯をブラッシングしたり、顎の粘膜や舌も清掃・マッサージするのもおすすめです!

そして、入れ歯を洗浄剤に浸して就寝しましょう。

その他、入れ歯のことでご不安な点があれば、スタッフに気軽にお声がけください。

入れ歯を正しく洗浄し、健康なお口を守りましょう!