歯磨き粉の成分

みなさんこんにちは!

仙台市若林区おろしまち歯科医院歯科衛生士の茂木です😀

6月もあっという間に終わりそうですね、ここ数日雨ばかりでどんよりした日が続いており、洗濯物がなかなか乾かず、いつ洗濯をすればいいか迷ってしまいます👕早く晴れてほしいなと思っております🌞

今回は前回の続き!歯磨き粉の薬効成分についてです

普段何気なく使用している、歯磨き粉にはいろいろな成分が含まれています!パッケージの裏に細かく記載があります👀

虫歯予防→フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム

歯肉炎予防→塩化セチルピリジニウム、塩化ベンゼトニウム、トリクロサンなど

歯周炎予防→グリチルリチン酸、トラネキサム酸、ビタミンE、塩化ナトリウムなど

口臭予防→トリクロサン、銅クロフィリンナトリウムなど

知覚過敏予防→乳化アルミニウム、硝酸カリウムなど

タバコのヤニ除去→ポリエチレングリコールなど

歯石の沈着予防→ピロリン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム

プラークの分解→デキストラナーゼ

 

以上の代表的な成分です!

フッ化物配合のものは、自分の歯が残ってる方に使っていただきたい効果の高いものです!虫歯リスクが高いお子様はもちろん、歯と歯の間、根元に虫歯が発生する成人にとっても効果はあります!現在では歯科医院で販売されてる歯磨き粉の全てと、スーパーやドラッグストアで一般で販売されているものの約7割以上の歯磨き粉にフッ素が配合されています!

歯磨き粉の選択は、フッ化物が配合されていることを基本とし、そのほかはお口の状態にあった薬用成分の配合されたものを選びましょう!年代別では、子どもならフッ素入り、思春期ならフッ素入りに比べて歯肉炎予防、成人ならフッ素に加えて歯周病予防、口臭予防、知覚過敏予防などの薬効成分が配合されたものがおすすめです!

薬効成分の配合されている医薬部外品の歯磨き粉は必ずその旨の表示があり、容器や外箱の成分表示に配合している薬用成分名が必ず記載されています。使用中の歯磨剤の薬効成分を確認してみてください✨

また、宣伝文句だけでは、推測できないような成分が配合されているものもあるので、見極めが大切です!

 

以上、歯磨き粉の薬効成分についてでした!

薬効成分が含まれている医薬部外品の歯磨き粉を使用し、虫歯や歯周病を予防していきましょう!何かわからないことがあれば気軽にお尋ねください♪歯科衛生士があなたお口の状態に合った歯磨き粉を提案させていただきます!!