歯周病の検査って?

みなさんこんにちは😁

仙台市若林区にあるおろしまち歯科医院

歯科衛生士の田中です!

 

 

 

 

最近暖かくなってきましたね✨

そして4月は桜🌸も見頃でしたね!

私は宮城県に来てからお花見してなく今年初めて

お花見をしてきました!!葉桜になっていましたが、

春を感じられてとても良かったです☺️

季節ごとにいろんな花を見に行きたいなぁと思いました!

 

 

 

 

 

 

今回は歯周病の検査についてです!

みなさんは歯科医院で歯茎の検査されたことは

ありますか?

歯茎の検査では歯周病の進行状態、

歯茎の状態を確認しています!

プローブという器具を使って

歯と歯茎と境目のポケットの深さを検査しています。

歯周ポケットの深さ、出血で歯周病の進行状態や

炎症の有無を確認しています。

 

 

そもそも歯周ポケットとは?

歯と歯ぐき(歯肉)の間には歯肉溝という

“ミゾ”があります。健康な歯ぐきでは、

この溝の深さは1~2mm程度ですが、

この“ミゾ”にプラーク(歯垢)がたまり、

プラークの細菌により歯肉が炎症を起こし

腫れていき、“ミゾ”が深くなります。

これを歯周ポケットといいます。

 

 

歯周ポケットの深さの違いによる状態の目安

 

ポケット1〜3mm  正常値

歯と歯肉の境目にプラーク(歯垢)がたまり、

細菌が出す毒素で歯肉が炎症を起こし、

赤く腫れています。

 

 

 

 

 

 

ポケット4〜6mm 中程度

歯を磨いた時に出血することがあります。

歯肉の炎症が進み、歯周ポケットが

深くなったところに歯石が付き、歯を支えている骨が

溶け始めています。

 

 

 

 

 

ポケット7mm〜     重度

膿みが出ることもあります。

歯を支えている骨がどんどん溶け、

歯の根元が露出し、歯がグラグラし始めます。

 

 

 

みなさんよく出血してるので歯ブラシで磨くのを

やめる方がいらっしゃるんですが、

炎症の原因である歯垢(プラーク)を取り除かないと

出血は治りませんので、出血は気にせずに根元を

優しく磨きましょう!

 

 

 

 

 

 

万が一、歯茎の検査を行なって4mm以上のポケットが

あった場合は、歯周治療を行います。

歯周治療とは、4mm以上あるところだけに麻酔を

使って歯茎の中の根元に付いている歯石を取り除く

治療です。

 

 

そもそもなぜ歯石を取るのでしょうか。

私たちは毎日、歯垢(デンタルプラーク)を

落とすために歯みがきをしています。

しかし、歯磨きをしないまま過ごしてしまうことや、

あるいは毎日歯みがきをしていても

その人の磨きグセが原因で歯垢の磨き残しが

蓄積されていきます。困ったことに、

歯垢は時間が経って歯石へと変化すると、

ブラッシングでは取り除けなくなってしまいます。

歯石は表面がザラザラとしているので、

より一層歯垢が溜まりやすくなります。

この負のスパイラルを断ち切るために、

軽度のうちからスケーリングによる

歯石の除去が必要になるというわけです。

歯科医院でのクリーニングも大切ですが

日々のご自身でのブラッシングがとても重要です!

磨き方やなんの歯ブラシを使ったら良いのか

わからない方はスタッフに聞いてみてください✨