禁煙と砂糖菓子

みなさんこんにちは♪

仙台市若林区卸町、おろしまち歯科医院の歯科衛生士松倉です。

最近はどんどん気温が上がり、暖かくなってきました。桜も、綺麗に咲いてるところをよく見かけます。私が通勤する時、道路の脇に桜の木が生えているので、毎朝その桜を見て癒されています♪

桜が散ってしまい、葉桜になってしまった木もあるので、少し寂しく感じます。

今回は、禁煙と砂糖菓子の関係について、お話ししたいと思います。

最近、テレビなどでも喫煙のリスクを知って、禁煙する方も増えてきました。

まず、喫煙することのリスクを簡単に確認したいと思います。喫煙をすると、血管が収縮してしまい、歯茎からの出血が少なくなります。出血が少なくなると、検査の時の出血が減り、歯茎が腫れた時の赤みも弱く、歯周病の発見が遅れてしまいます。

また、歯にヤニの茶色い色がついてしまいます。ヤニの汚れは歯ブラシでは取れないので、歯を白くしたい場合は、歯科医院で処置をして除去する必要があります。

お口の中に関する喫煙のリスクを、簡単に確認しました。次に禁煙についてお話しします。

禁煙をしている期間中の患者さんからの訴えで、多い意見が、「タバコをやめたら口が寂しくなった」と言うものです。

いつもタバコを吸っていたタイミングなどに、何もしないと落ち着かないと言うことをよく聞きます。その時、タブレット菓子やガムを口にする方も多い様です。

その口にした、タブレット菓子やガムに、砂糖が含まれていた場合、虫歯の原因になります。

虫歯は、虫歯菌が砂糖を分解して、分泌した酸により歯が溶かされ、穴が開きます。

そのため、ガムやタブレットに砂糖が含まれると歯が溶かされる時間が多くなり虫歯になりやすくなります。

そのため、タブレット菓子やガムに砂糖が含まれる場合は、キシリトール100%などの砂糖が含まれていないものに変えると、虫歯のリスクが減ります。

禁煙している時、ストレスが溜まるとタバコを吸ってしまうと言う方もいるので、その場合は歯磨きをしたり散歩などで体を動かして、気分転換をするのもおすすめです。

また、禁煙中節酒をしてアルコールの摂取量を減らすことや過去の経験から何が役に立って、何が障害になったかを振り返ってみるのも効果的です。

家族が喫煙している方は、自分がいるところでは吸わないように、協力してもらうことも重要になります。

禁煙に興味がある方や、禁煙を考えている方の助けになれれば幸いです。

禁煙をして健康寿命を伸ばしていきましょう!