嘔吐反射

みなさんこんにちは!

仙台市若葉区卸町のおろしまち歯科医院、歯科衛生士の松倉です。

春が近づいてきて、だんだん暖かくなってきました。私は自転車で通勤しているので、雪の降る日が少なくなってとても安心しています!

まだ肌寒いが続いていくと思うので、油断して風邪などをひかないように気をつけていきたいと思います♪

みなさんも気をつけて過ごしてください!

今回は、「嘔吐反射」についてお話ししたいと思います。

みなさんは歯磨きの時に、えずいてしまったことはありますか?

このえずいてしまう現象は、「嘔吐反射」と言われるものになります。これは、生理的な反射で喉の奥に異物を感じた時、吐き気を催すというものです。

症状がひどい場合は、舌に歯ブラシが当たっただけでえずいてしまうこともあります。

過去に喉を詰まられてしまったことが方などは、そのことがトラウマになり、嘔吐反射が起こりやすくなるとも言われています。

えずいてしまうのを放置してしまうと、「歯磨き」という行為自体がつらくなります。

その結果、歯磨きの頻度が減ったり、簡単に済ませてしまい虫歯や歯周病に繋がります。

また、歯磨きのたびにえずいていると、身体への負担が大きくなり体調の悪化にも繋がるおそれもあります。

歯磨きのたびにえずくのを防ぐ方法は5つほどあります。

①歯ブラシを舌に触れないように歯を磨く

歯ブラシが舌に触れることで、嘔吐反射のスイッチが入りえずきやすくなるという方が多いので、なるべく触れないよう磨きましょう!

②顎を引いた状態で歯を磨く

顎を引くことで、喉の奥に異物が近づく感覚を減らし、えずくのを防ぎやすくします。

③ヘッドの小さい歯ブラシで磨く

歯ブラシの磨く部分のことをヘッドと言います。そのヘッドが大きいと、どうしても舌に触れやすくなったり、異物感が強くなったりします。なので、なるべくヘッドの小さい歯ブラシで磨くようにしましょう!

④冷やした歯ブラシで磨く

ぬるい歯ブラシを使って磨くより、冷たい歯ブラシを使って磨く方がえずきにくくなります。

⑤歯磨き粉を変える

歯磨き粉にはさまざまな種類があります。その中には、匂いの強いものや泡が立ちやすく多いものがあります。そう言ったものは異物感があるため、発泡性のないジェルタイプの歯磨き粉へ変えることもおすすめです。

歯磨きで、えずいてしまうことが多い方はこの5つの方法を実践してみて下さい!

それでもえずいてしまうという方は、いつでもご相談ください♪