こんにちは😊仙台市若林区おろしまち歯科医院、歯科衛生士の庄子です🌱
2022年になりましたね!1月から気持ちを新たに、また今年も宜しくお願いします😌
今回は入れ歯が出来上がるまで、どんな工程が必要なのか詳しくお話ししていこうと思います😊
入れ歯を作成し始める時、よく型取りしただけで出来上がるものだと思ってた〜!や、次は何をするの?と聞かれることがあります。
なので、ひとつずつ何をしているのか、完成までの流れをご説明します🌼
1.カウンセリング
まずは患者さんの口腔内を見させて頂いて、治療計画を立てていきます。その上でどういう入れ歯が良いのか、どの様な形が良いのかしっかりとお話しさせて頂き、患者さんにどの種類の入れ歯が良いのかお選び頂いております。
2.型取り
最終的に決定しましたら、いよいよ最初の型取りをしていきます。上下の大きい型取りをしていきます。
3.精密な型取り
前回に型取りをしたのを元に模型を作ります。模型が出来上がりましたら、患者さんのお口に合わせた個人トレーを新たに作成します。
その上で筋肉の動きを型に再現するために精密な型取りをします。
ここまでは患者さんの細部(あご、歯茎、粘膜など)再現した模型を作成するまでの手順となります。
4.かみ合わせ
模型が出来上がりましたら、模型の土台を使ってかみ合わせの型を採っていきます。
噛み合わせひとつで、よく合っている、合わない、噛むと痛い、噛めない入れ歯になるくらい入れ歯のの最終の出来を左右します。
5.歯並びの仮合わせ
前回かみ合わせを採った模型を元に歯を並べます。この段階ではまだ仮の状態です。
患者さんの口腔内に実際に合わせることで、歯並びや、かみ合わせ、お口の中に入れた状態で大きな不具合がないか、気になるところがないか最終確認を行います。
ここで気になるところがあった場合、再度希望に合わせてお作り直しをしますので、遠慮なくご相談下さい!
6.完成
入れ歯が完成します。まずは患者さんの口腔内に入れて、かみ合わせの確認、歯茎に当たって痛いところはないか、入れ歯のバネのきつさを確認します。
患者さんには入れ歯の取り外し方法、入れ歯の取り扱い方を詳しく説明致します。
7.調整
実は完成と言えるには調整を何度かし、ぴったりと問題なく使える状態までを言います。
完成時には調整しますが、日常生活でお使いいただくと気になる部分、痛いところなど不具合が出てくるので、必ず最初の段階で何度か調整をする必要があります。
8.定期検診
問題なく使えることが出来れば、定期検診の際に確認をさせて頂きます。長年使っていても歯茎はどんどん変化していきます。使っていて問題はないかどうか定期検診の際には必ず確認させてください😊