銀歯が取れてしまったら

 

前回「銀歯が取れる理由」(1/15更新)の続きになります(^ω^)

①〜⑤の理由で銀歯は取れてしまうのです。

そして、取れてしまったあとはどうしたら

いいかお話しします。

 

まず、銀歯であれば、飲み込んでいないので

したら、お口の中から取り除きましょう。

そのあとは容器に保管をしてください。ここで

注意が必要で、特に多いのは、

ティッシュペーパーに包んで持参される方

が多いです(>人<;)。5割くらいの方が、

ティッシュペーパーに包んで持参、4割くらい

の方が、ジッパーなどビニール袋に入れて

持参、1割くらい方が、そのままポケットから

素で出されたり、ラップに包んで持参…

というところでしょうか(>人<;)

さらに、お財布の小銭入れのところに入れて

持参される方が多いです。たしかに、お財布で

あれば、出かける際に必ず持っていくものです

ので忘れる心配がないと思いますが、

実は銀歯は、非常にやわらかい(手で曲げられる

ほどではありませんが)柔軟性がある素材です。

それゆえに、歯の修復材料として使われて

いるのです。お財布の中で、しかも小銭という

金属に挟まれている時間が長いと、銀歯が

押しつぶされ、変形してしまう恐れがあります。

もちろん、変形してしまった銀歯は、もともと

銀歯が入っていた歯の形に合わず、

泣く泣く作り直しになってしまうのです。

噛み合わせが高かったり、歯と歯の間が

キツくなっている場合は、歯科医によって

調整は可能ですが、銀歯自体の

変形は調整することができません(>人<;)

一番安全な保管方法は、タッパーなど

押しつぶされる心配のないものに保管して

いただき、ご持参いただくことです!

 

銀歯が取れたら、なるべく早く受診しましょう!

銀歯が取れた理由が、むし歯になっている場合、

むし歯が進行してしまう恐れや、歯がしみたり

痛くなる場合があります。早めの治療が必要

になります。

また、銀歯が取れると、歯の方は、細い部分が

あったり、形状によって欠けやすいことが

あります。銀歯が無事でも歯の方が、

欠けてしまうと、付け直しができないです。

そして、取れた方ではあまり食べ物を

噛まないようにしましょう。

 

そして最後に、取れた歯に銀歯をはめたまま生活

したり、ご自宅にある接着剤でつけたりは

絶対にしないでください( ̄^ ̄)ゞ

銀歯をはめてしまうと、知らぬ間に取れてしまい、

誤嚥してしまう可能性があります。

接着剤は、歯科医院に専用のものがあります。

ご自宅にある接着剤でつけると、うまくはまら

ないままつけてしまったり、はみ出した接着剤が

粘膜や舌についてしまうと大変です!

 

必ず歯科医院を受診しましょう(^o^)