みなさんこんにちは😃
仙台市若林区おろしまちにある、
おろしまち歯科医院
歯科衛生士の田中です!
前回はむし歯の原因についてお話ししました!
なので!
今回は!
むし歯予防のための食品摂取方法についてです!
むし歯予防のための食品の摂取方法
むし歯の発生には普段の食生活が
密接に関連しています。
むし歯予防のための食品の摂取方法では、
3点が重要となります!
①『何を食べるか』だけでなく、
『どのように食べるか』、
『いつ食べるか』という視点で食事や間食の
摂取を考えましょう!
1日の中で、おやつも大切です。
ただし、長時間かけてダラダラ食べると、
口の中はいつもむし歯菌が
酸をつくり続けていることになります。
時間を決めて規則正しく間食を
楽しむようにしましょう。
夜寝る前に夜食を食べて、
歯みがきをせずに寝る、というのは絶対に
やめましょう。
ジュースなども糖分を含んでいますので、
ジュースを飲んだからといって
口の中がきれいになるわけではありません。
口の中にいるむし歯菌に
餌を与えてから眠りにつくようなものです。
②唾液は、自浄作用、緩衝作用、
再石灰化促進作用があり、むし歯の発生や
進行を抑制してくれます。
そのため、野菜、キノコ、海藻などの食物繊維を
多く含む食品を取り入れるとなど
咀嚼回数を増加させ、
唾液分泌量を亢進させましょう!
唾液をたくさん出すには、
食事の際によくかむことが大切です。
また食べ物が口の中でかみ砕かれる際にも、
歯の表面の汚れを取り除いています。
いつも軟らかい食べ物をあまりかむことなく
食べているようだと、
プラークが歯に付着したまま、
細菌が増殖を続けることになります。
よくかんで食べること、
できればかみごたえのあるかたいものを
食べることは、むし歯予防に有効です。
③間食には、プラーク(歯垢)中で酸を産生しない
非う蝕性甘味料を使用したキャンディー🍬🍭
ガム、スナック菓子などを選びましょう!
ガムをかむことは、唾液がたくさん出るので
むし歯予防には効果があります。
ただし砂糖が入っているガムですと
むし歯菌が酸をつくることになります。
むし歯予防という点では、甘み成分として
砂糖でなくキシリトールを
使ったものがあります。
また、歯の成分になるリン酸やカルシウムを含む
ガムも、歯の再石灰化に有効であることが
確かめられています。
あめっこなどは長時間なめるものですから、
やはり砂糖を使ったものよりも、
キシリトールを使ったものの方が良いでしょう。
う蝕予防のための食品を選ぶ時は、
『特定保健用食品(トクホ)』マークや
『歯に信頼』マークが役立ちます!
『トクホ』マークは、消費者庁が
食品の効果・効能を認めた特定保健用食品のみに
付けられる許可マークで、歯に関しては
『むし歯の原因になりにくい食品』
『歯を丈夫で健康にする食品』の
表示が許可されています!
⚠️ちなみに⚠️
『う蝕にならないキシリトール入り』
と表示があり、95%のキシリトールを
含有していても、5%の砂糖が入っていれば
キシリトールの効果は無くなり、
プラークで酸が産生されます。
ぜひスーパーなどに行った際には、
トクホマークや、歯の信頼マークを
見つけてみてください!