親知らずが生えてきた!?

こんにちはおろしまち歯科医院歯科衛生士の茂木です!今年も残すところあとわずか!今年はコロナ禍の一年で大変でしたが、来年はよい一年になるといいですね!✨来年もよろしくお願いいたします🎍

今回は親知らずについて書いていきたいと思います(`・ω・´)

誰もが聞いたことのある親知らず(親が知らない頃に生えてくるから親知らずという説もあります)🦷

生えてくる年齢が10代後半から20代前半と大きく開きがあるのと、生涯生えてこなかったり、斜めに生えてきたり、まさに個人差があります。親知らずは智歯または第三大臼歯とも呼ばれています。

親知らずが生えてきたり、生えてこなかったりする理由には太古の食生活が大きく関わっているともいわれており、昔の人は木の実や生肉など、硬いものを食べて生活しており、硬いものはよく噛む必要があり、顎の骨がよく発達していた為、親知らずもしっかりと生えていたとも言われています。しかし、現代は調理技術も進歩して柔らかいものばかり食べるようになり、人間の顎が小さくなり、生えるスペースが限られるようになったと言われています。

親知らずの検査方法は、検査器具で親知らずの生え方、虫歯の有無、レントゲン写真を撮って目では見えない親知らずの有無、放出状態を確認します。中には親知らず自体が存在しない人もいます。ちなみにわたしは親知らずが4本ともあり、左上の親知らずが半年前ぐらいに生えてきました。左下の親知らずは半萌出(半分生えている状態)この前骨が押されるような痛みがあったので、出てきそうな予感があります。右上の親知らずが完全に埋まっている状態で、右下の親知らずが水平埋伏(横になって埋まっている)です。

親知らず特有の症状が親知らずの周りに汚れがたまり、放置すると虫歯になったり、完全に生えてきていない親知らずはその周りが不潔になりやすく、歯茎が腫れやすくなります。これを智歯周囲炎といいます。症状が進むと口が開けにくいことがあります。親知らずが第二大臼歯に食い込むように生えていればその歯根を溶かしてしまうことがあり、また埋まっている親知らずから嚢胞(内部に液体が溜まった袋状の病気)や腫瘍が発生することもあります!😵

親知らずが生えてくると痛みはないがむずむずする、食べ物が当たると少し痛い、体調の変化で痛みが出てくる、親知らずの周りの歯茎に痛みがあるなど、このような違和感があらわれることが多いです。このような症状がある場合は歯科医院を受診するようにしましょう!次回は親知らずの抜歯についてと磨き方についてです!