歯周病について

みなさんこんにちは😃

仙台市若林区おろしまち歯科医院衛生士の庄子です🌷

梅雨時期になりましたね☔️じめじめとして洗濯物が乾かないのが悩みです🌀この季節をなんとか乗り切って夏を迎えたいです☀️

今回は歯周病についてお話しします。

まずはセルフチェックです。

1、毎日の歯磨きで出血していませんか?

2、歯茎が腫れたりなんとなくしまりがなく、ブクブクにゆるんでいる感じがしませんか?

3、口臭が続いていたら要注意です。自分ではあまり気づかないので、家族などが知らせてあげましょう

4、なんとなくどこというわけではないけれど、痛い、かゆい、不快だと感じていませんか?

まず、歯周病とは?

歯周病とは、歯と歯ぐきの境目についた歯垢(プラーク)の中にいる細菌によって引き起こされる病気です。歯の根にそって歯周病菌が入り込み、歯を支えているまわりの組織をじわじわと壊していきます⚡️

歯を失う最大の原因です⚠️

統計によると、35歳で80%以上の人が歯周病になっています。

しかし、35歳になってから突然、歯周病になるわけではありません。

実は、10代から少しずつ進行していき、20数年の歳月をかけて、歯肉をジワジワとゆっくり冒し、歯ぐきから血が出るという自覚症状がでる30代の頃からには、もはや歯肉炎、歯周炎になっています。

虫歯と違ってほとんど痛みがないため、気がついた時には抜くはめになんてこともありえる横綱級のこわい病気なのです⚠️

悪化するとこんなにこわい!

歯周病の進行段階は、

歯肉炎

軽度歯周炎

中等度歯周炎

重度歯周炎

という4段階に分けられます。

ほどんどの人は、歯ぐきから血が出る。といった自覚症状を感じてからはじめて歯医者を受診しますが、このような症状があるときは、かなり悪化した状態なのです。

ついつい放っておいて歯周病が悪化し、歯を抜くと多くの障害が出てきます。50歳代で、自分の歯がほとんどない。ということにならないよう、日頃から歯周病の予防をぜひ心がけたいものです。

毎日のブラッシング🦷

毎日、きちんとブラッシングをして丁寧に歯垢を取り除くことが大切です。ただし、磨いていると磨けているは異なりますので、歯医者でしっかりとしたブラッシング法を学びましょう。

定期検診🌱

歯垢を放っておくと、石のように固い歯石になります。こうなるともう日常のブラッシングでは取れません。少なくとも半年に一回は定期検診に行き、クリーニングと歯の健康チェックをしてもらいましょう☺️

早めの診察を!

歯周病は、初期のうちなら完治することができますし、かなり悪化しても、現在は治療法の進歩で、適切な治療とセルフケアをきちんとすれば、抜かなくてもすむケースが多くなってきました。少しでも、自覚症状があったら、痛みがなくても積極的に診察を受けましょう。