酸蝕症とは?

みなさん、こんにちは!仙台市若林区

おろしまち歯科医院の平野です🐏

最近の嬉しいニュースといえば

プロ野球の開幕が再来週19日に

決まりましたね👏✨

🔺去年の写真です⚾︎

ただ開幕はすごく喜ばしいことですが、

開幕するにあたって選手、関係者の方は

大変な準備や対策をしているんだろうなあ、と

思うと今年は例年とはやはり違う気持ちで

開幕を迎えることになりますね😭💦

どうか安全第一で、、

無事開幕し、シーズンが

終わることを願っています🙏✨

 

みなさん突然ですが、、

酸蝕症という病気を聞いたことがありますか?

あまり耳にしないかもしれませんが、

実は虫歯や歯周病に続いて歯を失う原因として

酸蝕症(さんしょくしょう)があります。

日本人の4人に1人罹患していると言われ、

最近では酸蝕症になる方が年々増加傾向に

あると言われています。

罹患している方はとても多いんです💦

歯は想像以上に酸に弱いんです!

私たちが「すっぱい🍋」と感じる酸性度の

高い飲食物にさらされる頻度が多いと

いとも簡単に溶けてしまうのです。

歯の表面を被っているエナメル質は、

リン酸カルシウムでできている人体で

最も硬い組織ですが強い酸に触れると

表面のエナメル質は溶けてしまいます。

エナメル質が溶けてしまうと、

その下にある柔らかい象牙質が

むき出しの状態になり、

どんどんすり減ってしまいます。

こうした状態を放っておくと、

冷たいものがしみる知覚過敏症になったり、

むし歯が一気に進行したりするなど、

さまざまなトラブルを引き起こすことになります。

酸蝕症の原因は、

体内から口のなかに酸が出てくることによる

内因性の要因。

酸性度の強い飲食物を頻繁に口にするなど

外因性の要因の2つに分けることが出来ます。

・内因性の要因には

胃食道逆流症、摂食障害(過食症、拒食嘔吐)、

アルコール依存症などが指摘されます。

外因性の要因としては、

酸性度の高い飲食物や薬の過剰摂取が

考えられます。例えば、、

・みかんやレモンなどの柑橘系のジュースや梅干し

・アスピリンなどの酸性の薬剤

・炭酸飲料、酢のドリンク、ワイン、

などなど、、

飲料などはお好きな方なら毎日数回飲んでも

おかしくないものばかりですよね💦

酸蝕症の予防には

酸が多い飲食物の摂取を減らすのは

もちろんなのですが、、

酸が多い飲食物を口にした後、

水でうがいをしたり、

飲食した直後は歯磨きを避ける。

またフッ化物の塗布も効果的です。

お家でフッ素入り歯磨き粉や、

フッ素ジェルを使用すると効果的です。

 酸が多い物を飲食してはダメ!ではなく、

酸蝕症という病気があることを知っていただき

予防することで、 ずっとご自身の歯を

残していきましょう☺️✨