気圧の変化で歯が痛む?⚡︎

みなさんこんにちは!

仙台市若林区おろしまち歯科医院の

歯科衛生士の平野です🍀

今月から新元号「令和」が

スタートしましたね!

やはり平成が終わる瞬間は

寂しいような、なんとも言えない

気持ちになりました( ̄∇ ̄)

桜が散ると夏の前にやってくるのが

梅雨☔️ですね!

今回は「気圧の変化による体への影響」に

ついてお話します。

一日中雨が続いたり、天気が悪くなる前に

「ひざが痛い」「古傷がうずく」といった症状が

でる、というのを耳にしたことはありませんか?

関節痛の経験がある人のうち約半数が

梅雨時・低気圧が近づいた時・雨の日に

「関節が痛む」と回答がありました。

低気圧が近づくと関節痛、神経痛や腰痛が悪化し、

移動性高気圧が通過すると喘息発作が増えるなど、

昔から気圧の変化が我々の体に影響を及ぼすと

いわれています。

気圧の変化がどうして

我々の体に影響を与えるのでしょうか。

気圧が低下、変化すると

体はその変化に順応しようとするため

速やかに血圧と心拍数が上昇します。

血圧や心拍数の上昇は交感神経優位の状態と

考えられ、交感神経の活動が活発化することにより、

血管収縮あるいは副腎髄質からの

アドレナリン放出などが"痛覚受容器"や

"冷受容器"の反応を高めます。

それにより痛みが増すと考えられています。

痛みに関連する神経系が

直接反応することもあります。

ただし、気圧がしばらく一定に保たれていると

血圧、心拍数は落ち着き、痛みもおさまります。

また、気圧の変化よりも反応はゆるやかですが、

気温の低下によっても、血圧と心拍数が

上昇することがわかっています。

梅雨の時期は天気も不安定ですし、

日ごとの気圧、気温の変化も大きいですよね⚡︎

気圧の変化で起こる痛みには

歯痛もあります。

梅雨や雨の日になるとなぜか歯が痛む、

というご経験がある方も

いるのではないでしょうか?

高い山に登ったり、飛行機に乗った際、

耳がキーンとなったり〝気圧の変化〟

というものを感じるときがありますよね!

歯の中には歯髄腔という空洞があり

普段は外の気圧と一定に保たれていますが

何らかの気圧の変化により内側から

圧力がかかることで一時的に

歯が痛むことがあります。

一時的なもので問題のない場合もありますが

もしかするとその痛みは虫歯や

被せ物、詰め物の中で問題が起きている

可能性もあります。

気になる症状がある場合は

何でもご相談下さいね(^^)

梅雨の時期は天気も悪い日が続き

気持ち的にも沈みがちですが

部屋の中でも出来る趣味や

リラックス方法を見つけて、

じめじめした梅雨を乗り切りましょう!