みなさん、こんにちは!
仙台市若林区のおろしまち歯科医院
歯科衛生士の平野です🍀
最近のビックニュースといえば・・
新元号が発表されましたねー!
新元号は「令和」だそうですね✨
なんか・・かっこいいですね!!( ゚д゚)✨
・
今回は、歯科の二大疾患である
歯周病と深く関わる全身疾患に
ついて書いていこうと思います!
さまざまな全身疾患と深く関わると
いわれている歯周病・・
今回は「糖尿病と歯周病」について
書いていきます✏️
●糖尿病ってどんな病気?●
糖尿病は、インスリンが十分に働かないために
血液中を流れるブドウ糖が増えてしまう病気です。
インスリンは膵臓から出るホルモンであり、
血糖を一定の範囲におさめる働きを担っています。
血糖値が何年間も高いままで放置されると、
血管が傷つき、将来的に心臓病や
失明・腎不全・足の切断といった
重い病気につながります。
●糖尿病の罹患率●
厚生労働省が行った
平成28年「国民健康・栄養調査」では
「糖尿病が強く疑われる方」の
割合は、12.1%でした。
糖尿病が強く疑われる方が約1,000 万人いる
ということになります。
これは平成9年以降増加しています。
●自覚症状って?●
糖尿病はかなり血糖値が高くないと
症状が出ません。
高血糖の症状は、
・疲労感
・皮膚が乾燥して痒い
・手足の感覚が低下する
・感染症によくかかる
・トイレに行く回数が増える
・目がかすむ
などです。
症状がなく糖尿病になっていることに
気づかない場合もあります。
進化しないと症状に気づきづらいのは
歯周病と同じで怖いですね😣
●糖尿病と歯周病の関わり●
どのように歯周病が糖尿病に関係して
いるのでしょうか?
歯周病は進化すると歯と歯茎の隙間である
歯周ポケットで炎症を起こすと、
出血や膿を出てます。
その場合、炎症に関連した化学物質が
血管を経由して体中に放出されています。
中等度以上の歯周ポケットが
口の中全体にある場合、
そのポケット表面積の合計は
掌と同じ程度と考えられているそうです😵
歯周ポケットの中身は
外からはなかなか見えませんが、
手のひらサイズのところから
出血や膿がずっと放出している、
それが放置されている状態を考えると、
身体全体にも何らかの影響があり、
無視できない問題であることが
想像できますよね😣💦
そして歯周ポケットから出て
血流にのった炎症関連の物質は、
体のなかで血糖値を下げるインスリンを
効きにくくします。
そのため歯周病は
糖尿病を発症、進行しやすくします。
またその逆もあります。
糖尿病になると最近に対する抵抗力が下がり、
組織の修復力の低下、唾液の減少が起こり
歯周病の悪化につながります。
歯周病と糖尿病は相互に密接に
関連していると言われています。
歯周病の治療をすると
血糖コントロールが改善するという
研究結果も数多く報告されています💡