PMTC・ステインオフ~動画で説明~

みなさんこんにちは!青葉会事務局の庄子です!仙台市若林区おろしまち歯科医院をいつもご利用いただきありがとうございます!

予防のためのクリーニング

みなさん歯を失う原因で多いものは何だと思いますか?

 

 

 

このグラフから分かるように、ほとんど虫歯と歯周病が原因になっています。特に40代くらいから歯周病の症状が出やすく年齢を重ねると虫歯予防も大事ですが、歯周病の予防も大切になります!!

では、歯周病とはどのような病気かご存知でしょうか?

簡単に説明しますと、歯を支えている顎の骨が溶けてなくなってしまう病気です。歯は根っこがあって、根っこの部分は歯茎で覆われていて見えないのですが、その根っこは歯茎のしたの顎の骨に埋まっていて支えられているのです。そして歯周病で顎の骨が溶けてなくなってしまうと・・・歯の支えがなくなってしまうので歯がグラグラしてきて最終的には歯が抜けてしまうのです。また歯茎が腫れたり、歯茎から血が出たり、独特の口臭がしたりなどの症状もみられます。これは誰にでも起こる可能性がありますので、注意しないといけません。

ではなぜ顎の骨が溶けてしまうかと言うと・・原因はプラークです。(歯垢)プラークは細菌が集まって歯にこびりついたネバネバしたものです。この細菌達が顎の骨を溶かしてしまうのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

このネバネバを取り除かないと歯周病はどんどん進行していきます。なので毎日の歯磨きは欠かせないのです。そしてセルフケアだけではどうしても汚れをしっかり取り除くことはできません。そうすると取り切れなかったプラークが固まって歯石になります。歯石が歯についているとザラザラしていて、またプラークがくっつきやすくなってしまい、汚れが溜まりやすい口腔内になってしまいます。歯石は自分で取ることはとても困難なので、歯科医院で取ってもらう必要があります。これが歯周病の治療・予防となります。

一度歯石をとっても時間が経てばまたついてしまうので、半年に一回くらいは歯科医院で歯のクリーニングを受ける事が大切になります。(歯周病重度の方や歯石がつきやすい方などはもっと短い期間でケアしていく場合もあります)

審美のためのクリーニング

歯周病予防のためのクリーニングは保険適用です。「検査をしたら歯周病が進行しているので歯石除去をしました」というかんじで、保険診療というのは、「病気があるので治療として行いますよ」という決まりを守らないといけません。なので、保険で歯のクリーニングを行うには検査をしないといけません。(レントゲン、歯周ポケット、出血確認、歯の揺れ、口の中を写真に撮って記録など)、「歯周病」とか「歯肉炎」ですよ・・という診断が必要になるのです。

保険を使う歯のクリーニングは「歯周病や歯肉炎の治療」として行いますので、例えばタバコのヤニなどの頑固な着色汚れは落とせない可能性がございます。(着色は病気ではないので保険のルールでは取ることができません)

そこで当院ではPMTC・ステインオフを行っています。これは保険を使わない歯のクリーニングで頑固な着色汚れを落としていくのはもちろん歯周病の予防にもなる歯のクリーニングです。自費となるので検査も必要ありません(ただし虫歯があったりするとしみたりするので、先に検査をして治療が必要になる場合はあります)

どのようなものか気になる方のためにスタッフに協力してもらい説明動画を作っていただきました!ぜひご覧になって下さい!!