こう見えて元・美術部ですから

こんにちは、仙台市若林区おろしまち歯科医院、衛生士の和田です。
火曜日と土曜日にささっとやってくる、眼鏡の人です。

もう2週間近く前のことになってしまいますが7月13日、どうしても見たいものがあって東京へ、単身日帰りツアーをしてきました。(和田は水曜はお休みです♪)

2ce8fe63.jpgこちら、目黒区美術館です。
7月14日まで開催されていた“ラファエル前派からウィリアム・モリスへ”展を、どうしても見たかったんです。
実は去年の秋…福島のいわきに巡回してきた時に、都合がつかなくて見に行けず、ずっと後悔していました。
念願かなって、今度こそは!と意気込んで行って参りました。

ちなみにラファエル前派とは19世紀の中頃、ヴィクトリア朝のイギリスで活動した若手の美術家集団です。
簡単に言ってしまうと、あえて中世や初期のルネサンスを模範とした近代の芸術運動と言えば良いのでしょうか…?
19世紀後半のヨーロッパで、印象派と並ぶ芸術運動であった象徴主義の先駆けと言われています。

たとえば『落穂拾い』のジョン・エヴァレット・ミレイが日本では最も有名なのではないでしょうか。
私は中学生の時、ミレイの『オフィーリア』に衝撃を受けてシェイクスピアの『ハムレット』を本屋に買いに走りました。(笑)
fd923d55.jpgそして今回は迷わず図録を購入!
表紙になっているのが、私の大好きなエドワード・バーン=ジョーンズの作品を、時のヴィクトリア女王やその夫君アルバート公が御用達だったウィリアム・モリスの工房で、タペストリーとして織り上げたものです。
実物は大迫力!でした。

さて、こんな調子で語っていると日が暮れて夜が明けてしまいそうなので…。(笑)
5ba496ec.jpg東京は暑かったですが、とても素敵な公園の中にある美術館で幸せな時間を過ごせました☆

そう言えば…宮城県美術館には10月から、フェルメールの絵画が来るみたいですね!
もう今から楽しみです。