ポンペイ展

 こんにちは、仙台市若林区おろしまち歯科医院、衛生士の和田です。
火曜日と土曜日にふらっとやってくる、眼鏡の人です。

7fb442d5.jpg先日5日、仙台市博物館のポンペイ展に行ってきました!

日本人にとても人気のある遺跡なのでご存知の方が多いかと思いますが、ポンペイは現在のイタリア・ナポリ辺りにあった古代ローマの都市です。
西暦79年に起きた火山の噴火により、最盛期には2万人ほどの人口だったローマ貴族の余暇地が、一夜にして火砕流に埋まってしまいました。
そのため人々の生活が、時を止めたように2000年前のまま残っています。

私は小学生の時に本でその存在を知り、以来この遺跡にずっと憧れてきました。
5年ほど前にも仙台市博物館でポンペイの遺産の展示があって、2回も見に行ったくらいです!

233afa5d.jpg今回は貴族の邸宅のフレスコ画や彫像、調度品や食器などの日用品が多く、まるでローマ人の別荘(ウィラ)にお邪魔した気分になれました。
個人的には剣闘士の鎧を初めて間近に見ることが出来て感激しました…私、鎧が大好きなので!(笑)

残念ながら5日が最終日だったので会期は終了しましたが、当初は5月初旬までの会期だった特別展です。
東日本大震災に伴う博物館の休館があったため、会期延長をイタリアにお願いしたところ快諾して下さったそうです。

今年は美術展などの中止をよく耳にし、貴重なものを安全にお借りできない以上は仕方ないか…と残念に思っていたのですが、こうした形での支援もとても嬉しいですね!
あとは2000年の時を越えて2度も地震に遭ってしまったポンペイの品々が、無事に故郷に戻ることを祈ってます。