歯の着色ってどうして付くの?

皆さんこんにちは😃仙台市若林区おろしまち歯科医院の庄子です🌿最近30度を超える日が続いて熱中症が流行っていますが、特に夏休みに突入したお子さん達は外に出かけるときはしっかり水分をこまめに摂ってこの夏過ごしてくださいね🤗!!

さて、今日は歯の着色についてお話しします!

どうして歯の表面に着色って付くの??
ー 一見ツルッとして見える歯。しかし!歯には細かい溝や穴があってそこに着色が着きます。
ですからその人の歯の状態によって歯への着色のつき方には個人差があります。
タバコ🚬を吸わないのにどうして着色が付くの?と思う人も多いはずです。実はタバコ以外にもコーヒー、紅茶、ワインやお茶などが原因に含まれます。これを読んでいるあなたもこの飲み物の中に”日頃習慣になって毎日飲んでる”というものはないですか??
これらに含まれる渋味の成分(タンニン)は、カルシウムや鉄などの金属イオンと結びつきやすく、いったん歯の表面に沈着すると、なかなかとれないという性質があります。
あと一つの原因には、虫歯の所を削ってレジンという白い材料で詰めた修復部分の変色、加齢や歯の神経の病変といった要因もあります。

市販の歯磨剤の効果は?
ー よくテレビのコマーシャルなどでは、”ホワイトニング効果”のある歯磨剤が宣伝されていますが、本当に最近ホワイトニングを目的とした歯磨剤がすごく増えています。ほかにも、歯の表面を磨くグッズなどがでていますが、それらも”使いすぎる”と着色がつきやすくなる原因にもなってしまいます。
なぜかというと↓
効果はありますが、研磨剤が多く含まれているものがあったり、ご自身でムリに力を入れて擦りすぎたりすることもあるので逆に歯の表面を傷つけてしまいザラザラになり、ザラザラしている表面に着色が入り込み、余計に着色が付く原因になったりするのです😱

どうして着色を取ればいいのか
ー 修復物の変色や虫歯に関しては治療をして詰めなおしていきます。
その他の着色については歯医者で専用の器具や機械を使用して取っていきます。
まず、荒い粒子の研磨剤で歯の表面の着色を落とします。次に最終仕上げペースト(研磨剤が入っていないもの)で歯の表面をツルツルに磨き上げます。これが重要になってくるのですが、歯に対してトリートメント効果があり、歯の細かい傷が少しずつ埋まっていきます。継続してクリーニングを続けていくことにより、着色が付きにくくなります。
また、歯の表面がツルツルになることによって、細菌の付着を抑え歯垢が作られにくくなり、虫歯のリスクを減らすことが出来るのです😳

皆さんも、”歯のトリートメント”始めてみませんか?